抗酸化作用

私たちの身体は、酸素を利用してエネルギーを作り出すと同時に、活性酸素も常に体内で発生しています。活性酸素は細胞を傷つけ、老化、がん、シワ、シミなどの原因といわれています。

ビタミンAは、ビタミンC、ビタミンEとともに「ビタミンACE（エース）」と呼ばれ、活性酸素の働きを抑える作用を持つ抗酸化ビタミンです。

エンビロン化粧品はビタミンAを主体としてビタミンC,ビタミンEが配合されているモイスチャーシリーズをはじめ、様々な美容成分が配合された化粧品になります。

ビタミンAの必要性

最近よく耳にするレチノール（Retinol）とは、ビタミンAの一種のことです。

「レチノール」と言っても種類は様々です。レチノールには約2,000種を越える誘導体があり、その誘導体の総称を“レチノイド（retinoid）”と言います。

ビタミンAは自分自身もともと持っているビタミンです。
ビタミンAの作用は様々なところに働きかけていますが、特にアンチエイジングにフォーカスした働きは細胞の修復になります。

紫外線や活性酸素によって細胞がダメージをうけることで、シミやシワの原因になります。
皮膚老化の実に８０％は『光老化』で、加齢による自然の老化とは明確に区別されます。
よって『光老化』によるダメージをケアすることが大切と考えられています。

シミがつくられるメカニズム

日焼けをして肌が黒くなるのは、紫外線（太陽）によって細胞がダメージを受けた際にダメージを受けた細胞を更にダメージを受けないように守ろうとしてメラノサイトからメラニンを放出し細胞を黒くさせるからです。 これはいわゆる防衛反応になります。
基底層からのターンオーバーがうまく機能しなくなると、黒くなった細胞が角質となって剥がれなくなることで体内に残ってしまいシミの原因となります。

シワができるメカニズム

皮膚の真皮層に存在する線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチンなどの皮膚のハリや弾力を担う成分や、潤いを保つヒアルロン酸などの生成を担う細胞です。 この線維芽細胞が紫外線（太陽）によってダメージを受けることでお肌の弾力が弱くなり、潤いが失われてシワの原因になります。

なぜ１０代の頃は紫外線を浴びていてもトラブルがなかったのか？

１０代の頃は夏に日焼けしても冬には元に戻り、シミやシワなどのトラブルになっていなかったことに疑問を感じませんか？それは、様々な要因はありますが、その一つにビタミンAが豊富に蓄えられていたからです。蓄えられていたビタミンAは、紫外線によって細胞がダメージを受けても、ビタミンAの働きで細胞を修復し、ターンオーバーが促され元に戻っていました。

ビタミンAは年齢と共に減ってくる

ビタミンＡは表皮細胞の産生促し、表皮に厚みを与え、ターンオーバーサイクルを整えると言われています。このサイクルが正常であれば角質細胞と細胞間脂質の状態が整い、バリア機能の向上とキメが整うことで水分保持力が高まり乾燥を防ぎます。

さらに古い角質細胞が自然に剥がれ落ちると同時に余剰メラニンも排出されるため、肌のトーンを明るく透明感をもたらしてくれます。

人間の身体は本来、様々な抗酸化物質によって活性酸素を抑える働きが備わっていますが、年齢を重ねるとともに様々な要因で体内の抗酸化物質の量は減少してしまいます。

エンビロンフェイシャルトリートメントでビタミンACの補給

エンビロンのホームケアだけでは補いきれないビタミンACをより効率よく導入していくのがエンビロンフェイシャルトリートメントです。

健康なお肌を維持する上で必要不可欠なビタミンＡとＣを超音波導入とイオン導入の二つの導入方を同時に行う事でビタミンの浸透を高め、お肌のダメージを短期間で効果的に改善していきます。

エンビロントリートメントはこんな方にオススメです

• 敏感肌の方
• 乾燥肌の方
• 肌のコンディションを整えたい方
• アンチエイジングをご希望の方
• ニキビ肌を改善したい方

今まで諦めていたシミや色素沈着、深いシワや活性ニキビ、毛穴の開き、黒ずみなどのあらゆる肌トラブルの改善が期待できます。また敏感肌の方にもお勧めです。