男性更年期外来 MEN

男性更年期外とは? 要予約保険診療

中高年の男性の皆様、最近お体の調子はいかがでしょうか?
疲れがとれない、やる気がでない、いらいらする、怒りっぽくなった、セックスもめんどうだ、若かったころのキラキラした心のときめきは今なく、前向きになれない……. 何かが足りない!?
こんな症状があれば、男性ホルモンの低下で起こる男性更年期障害かもしれません。
男性更年期障害の症状:精神症状、身体症状、性機能症状がいろいろな強さで現れます。

男性更年期障害の症状

精神症状、身体症状、性機能症状がいろいろな強さで現れます。

LOH症候群とは

男性更年期症候群の症状を訴える方のテストステロンの値は約3割の方で正常です、 男性更年期障害はテストステロンの低下が全ての原因ではなく社会的ストレス、環境の変化、老化等が原因となっていることもあります。こうしたなかで、テストステロンの低下がみられ、更年期症状を呈する患者さんを「加齢男性性腺機能低下症候群」(Late-onset hypogonadism: LOH) 略して、「LOH症候群」と呼び診断と治療がはじまっています。

年齢と男性ホルモン

男性ホルモンの中でも,特に男性としての機能の発現に重要なのが、精巣から分泌されるテストステロンです。
テストステロンは、20-30歳をピークにして、徐々に低下していきます。テストステロンの低下に伴い、性欲の低下、活力の低下、肥満、うつ、睡眠障害が生じ、更年期障害あるいはLOH症候群な進展すると考えられます。

ロンドン金融街のトレーダーのテストステロンと利益

英ケンブリッジ大の研究チームが、ロンドンの金融街シティーで働くトレーダー17人を対象に、8営業日連続で午前11時と午後4時に唾液を採取し、それぞれのテストステロン濃度と業績の関係を調べました。。その結果、トレーダーらはテストステロン濃度が高かった日により大きな利益を上げていたとということがわかりました。いろいろなリスクを評価して的確な決断がをするのにテストステロンが役立っているということかもしれません。

更年期障害、LOH症候群の診断、治療の概要

症状の評価をAMS審査票で行い、採血によりテストステロンなどのホルモン検査や内科的一般検査を行います。前立肥大や前立腺癌があるとテストステロンの補充療法ができないので、血液や超音波画像検査を行います。
検査の結果、テストステロンの補充療法の適応があれば、テストステロンの補充療法を行います。EDなどが著明なら、お薬で治療をする場合もあります。症状によっては、睡眠導入薬や漢方を処方することもあります。
各々の患者さんに合った治療をして参ります。

来院時の注意

  • ホルモンの検査は午前にする必要があるので、午前中に来院されるようにお願いいたします。
  • 前立線のエコー検査を行うので、膀胱に尿を溜めて来院くださるようお願いいたします。